コミュニケーション戦略企業の人権対応に必要な情報を集約 生命保険協会がハンドブックを公表
2023.03.05
生命保険協会は、2月17日に「生命保険会社における人権対応ハンドブック」を作成・公表しました。
「生命保険会社における人権対応ハンドブック」は、生命保険業界の人権尊重に関する取組みを後押しするべく、会員各社の実務担当者向けに基礎的な事項を含め最新情報を集約・整理したものです。
人権尊重に関する基礎的な事項や、企業が取り組むべき指導原則、国際社会で注目される人権課題、生命保険会社における重要な課題と対応例、ビジネスと人権に関する日本の動向、国際動向、今後の展望と生命保険会社に求められる取組みなどがまとめられています。
コミュニケーション担当者や広報は、このハンドブックを活用することで、企業のサプライチェーンにおける人権尊重に関する取り組みを推進し、社会的責任を果たすことに役立てられます。
ハンドブックには、発展途上国や新興国などの政策と国際的な基準との差異についても言及されており、「ガバナンス・ギャップ」を意識した取り組みを行うことが求められています。これらの課題に取り組み、企業がサプライチェーンにおいて人権を尊重する取り組みを具体的に進めることは、経営広報おいても重要なテーマといえます。
経営広報として、企業の社会的責任を果たすことは欠かせません。ハンドブックを社内で共有することで、企業全体で人権尊重に関する意識を高め、コミュニケーション戦略として、企業のイメージ向上につなげることができます。
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