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コミュニケーション戦略大学のコミュニケーション戦略に必要な要点「Most Trusted Brands 2022」

2022.08.04

国際的な株式非公開のデータインテリジェンス企業、モーニング・コンサルト社は各業界におけるブランドの信頼度を測り、消費者の信頼を獲得・維持している企業や製品を調査したレポート「Most Trusted Brands 2022」を発表しました。

調査は、2022年6月11日から15日にかけて、米国成人11,050人を対象に実施されました。各業界におけるブランドの信頼度を測り、消費者の信頼を獲得・維持している企業や製品を紹介しています。

この調査では、信頼がなぜ重要なのか、信頼はどのように築かれ、高等教育機関において最も信頼されているブランドトップ10に焦点を当てます。
主要な属性ごとに信頼度を分析し、多様なグループや機関の種類によって信頼がどのように異なるかを調査しています。
この新しい調査レポートによると、米国の人々は、企業や報道機関、政府よりも大学を信頼していることがわかりました。

出典:Morning ConsultMost Trusted Brands 2022」より

「Most Trusted Brands 2022」調査レポートの主なポイント

・46%の成人が大学を他の主要機関より信頼すると解答
政府、企業、メディアなど、米国の他の機関と比較して、大学が国民の強い信頼を得ている

・Z世代においては、大学に対する信頼が最も低い
米国の大学に対する信頼度はどの世代よりも低く、Z世代の信頼度の低さは、大学にとって将来の入学者数減少のリスクとなる。

・米国の大学に対する信頼は政治的な要因で二分されている
大学は、信頼醸成にもっと力を入れる必要があ理、信頼構築にもっと努力と配慮が必要

・大学への信頼を高めるには、ブランド認知が不可欠
大学への信頼を築くために、ブランド指標を様々な属性で測定することが有効

近年、大学では、COVID-19の大流行によって教育や就職の優先順位が見直される「大再編」や、大学年齢人口の減少、教育費の高騰といった長期的なトレンドにより、学生獲得における逆風に直面しています。

このような状況において、信頼は、大学の総合的なブランドの健全性を示す主要な指標の一つであり、入学者数増加を引き出す鍵になります。

ベビーブーマーの55%が大学を信頼する傾向にあるのに対し、Z世代の成人では41%しか同じように感じていません。この差は世代間だけではありません。大学やカレッジに対する国民の信頼は、支持する政治によっても分かれています。民主党では18%しか高等教育機関に不信感を抱いていないのに対し、共和党では43%、無党派層では33%にとどまっています。このことから、アメリカの大学やカレッジは、特定の層からの信頼を高めることにもっと力を入れる必要があります。

大学は、何が信頼につながり、どのように信頼を強めることができるかを理解することに注力することが必要になると考察されています。

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