一般社団法人 日本リスクコミュニケーション協会 Risk Communication Institute of JAPAN

資料の請求

協会の活動や講座についてお知りになりたい方

説明会に参加

迷った方はまず無料オンライン説明会へ

RCIJマガジン

RCIJマガジン

コミュニケーション戦略米ユーラシア・グループ_2023年の世界10大リスクを発表

2023.01.12

1月3日、米国の調査会社ユーラシア・グループは、2023年の「世界の10大リスク」を発表しました。

ユーラシア・グループは、著名な国際政治学者のイアン・ブレマー氏が社長を務め、1998年以来、年初に当該年の世界政治や経済に深刻な影響を及ぼす地政学リスクを予測しています。今回の発表では、1位に「ならず者国家ロシア」、2位に「『絶対的権力者』習近平」を挙げており、バイデン米政権が「国家安全保障戦略」で戦略的競争相手として名指ししたロシアと中国に関連する結果となっています。
また、「10大リスク」が日本に与える影響に関する分析においても、「『絶対的権力者』習近平」は重大な影響を持つとしています。その他、ロシア、インフレ、エネルギーなどのリスクも、国際貿易や米国との同盟関係に大きく依存する島国の日本にとっては見逃せないとしています。

以下に日本にとって重要なポイントをレポートから抽出しました。

・2023 年の日本にとって、巨大な存在となった習近平は巨大なリスク
・岸田文雄首相は、日本は中国と「建設的かつ安定的」な関係構築を進めると頻繁に発言している。しかし、習近平の下での恣意的な決定、政策の不安定さ、不確実性の増大は、2023 年に逆のことが起こると予想される。日本の軍事予算は 2027 年までに米国と中国に次ぐ世界第 3 位(現在は第 9 位)になる可能性がある。
・米中間の緊張が高まっても、短期的には武力衝突に至ることはないだろう。「Top Risks2023」では、「台湾危機」を今年の「リスクもどき」の一つに挙げている。日本企業は中国による台湾侵攻が迫っているのではないかと危惧する。だが彼らがなすべきは、冷静に問題を考察し、中国による台湾へのサイバー攻撃、封鎖、船舶への嫌がらせなど、起こる可能性が高い事態を想定した計画を立てることだ。
・今年のリスク No.1「ならず者国家ロシア」は、ロシアの暴走で日本が影響を受けるリスクを高めている。ロシアは 2022 年に日本のサハリンへの重要なエネルギー投資を維持させたが、2023年にはそれが脅かされる可能性がある。
・「インフレショック」も日本を襲っている。日本国民はエネルギーや食料の輸入価格の高騰に苦しんでおり、2023 年もそれは変わらないだろう。

参照元:
TOPRISK2023
Top Risks 2023:日本への影響

30分でわかるリスクコミュニケーション無料相談

どのようなコミュニケーション戦略を施策したら良いかお悩みの方は、ぜひご相談ください。

30分でご相談をお伺いし、的確なリスクコミュニケーションアドバイスをいたします。

 

 

リスクコミュニケーションについて学びを深めたい方

日本リスクコミュニケーション協会では、各種認定資格講座をご用意しております。

未経験者でも受講可能な「リスクコミュニケーション(RC)技能認定第1種」と、2年以上の実務経験を踏まえて、外部に有償でアドバイスできる知識を習得できる「認定リスクコミュニケーション(RC)アドバイザー」認定資格講座になっています。

 

RCIJ専任コンサルタントによる
個別無料相談会を実施しています

個人の方はキャリア相談や受講相談など、法人担当者の方は企業研修や、
会員種別などについて、ご質問を個別にオンラインでお答えします。
どうぞお気軽にお申込みください。

.