コミュニケーション戦略経営陣のハラハラ発言をフォロー!効果的な危機管理広報とコミュニケーション戦略のすすめ
2023.03.24
こんにちは!今回のマガジンでは、「経営陣がいつか不適切発言をしそうでハラハラする」「危機管理広報の取り組みに予算をとってくれない」「経営陣の危機管理に対する意識が低い」といったお悩みを解決するためのポイントをご紹介します。
経営陣への危機管理意識の向上を促す
経営陣が危機管理に対する意識が低い場合、まずはその意識を向上させることが重要です。具体的には、経営陣に対して定期的な危機管理研修を実施し、リスクの認識と対応策を理解させましょう。また、過去の不適切発言による企業イメージの悪化や販売減少などの事例を提示することで、危機管理の重要性を認識させることができます。
社内での情報共有と研修の実施
社内の広報担当者や関連部署と連携し、社員全体が危機管理意識を持つように取り組みましょう。情報共有の場を設け、適切なコミュニケーション方法やリスク対策を学ぶ研修を実施することで、危機管理に対する理解が深まります。
予算確保のための提案書の作成
危機管理広報の取り組みに予算が割り当てられない場合、経営陣にその重要性を認識させるための提案書を作成しましょう。具体的な取り組みや過去の事例、投資による効果などを明確に示すことで、予算確保に繋がります。
SNSやメディア対応のガイドライン策定
経営陣や従業員が不適切な発言をしないように、SNSやメディア対応のガイドラインを策定しましょう。ガイドラインには、公式アカウントの運用ルールや、個人アカウントでの発言に関する注意点などを明確に記載します。また、定期的にガイドラインを見直し、適宜更新していくことが大切です。
事前の発言チェックとフィードバック
特に重要な発表やインタビューなどが予定されている場合、事前に発言内容をチェックし、適切な表現やトーンに修正することで、不適切発言のリスクを軽減できます。また、経営陣や従業員に対して、発言内容に関するフィードバックを行い、危機管理意識を高めることができます。
危機管理広報やコミュニケーション戦略は状況に応じて変化するため、常に最新情報や事例を参考にしてスキルを磨き続けることが大切です。
危機管理広報やリスクコミュニケーションに関する最新情報や事例を知ることは、効果的な対策を練る上で非常に役立ちます。RCIJは、会員様向けに4半期に1回「レピュテーションリスク最新トレンド・レポート」を配信しています。このレポートには、国内外の事例や各種調査データが掲載されており、危機管理やリスクコミュニケーションに関する最新の知見を得ることができます。
RCIJの会員になることで、企業の危機管理や広報活動に役立つ情報を手に入れることができます。また、会員限定のセミナーに参加することで、実践的な知識やスキルを習得し、社内での危機管理や広報活動に生かすことができます。また、企業の社内研修にRCIJの専門家派遣も行っております。(ご相談はcontact@rcij.orgまで)
最後に、危機管理広報とコミュニケーション戦略は、企業のブランドイメージや評判を守るために欠かせない要素です。経営陣や従業員の意識を向上させ、適切な取り組みを実施することで、企業の危機を未然に防ぐことができます。
皆さんが悩まれる経営陣の危機管理意識向上や広報活動の予算確保、不適切発言のリスク軽減など、このマガジンで紹介したポイントを実践して、企業の危機を回避し、成長を続けることができるよう、応援しています!
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