炎上のトレンド「COVID-19の対応と回復における女性のリーダーシップ」国連女性機関が調査報告書を公開
2021.10.26
10月12日、国連女性機関(UN WOMAN)は、「COVID-19の対応と回復における女性のリーダーシップ」(EFFECTIVE, DECISIVE, AND INCLUSIVE: WOMEN’S LEADERSHIP IN COVID-19 RESPONSE AND RECOVERY)を公開しました。
報告書は、パンデミック中およびそれ以降における女性のリーダーシップと意思決定への参加の重要性を強調するUN Womenの研究活動の一環として作成されました。この報告書では、2020年1月から2021年3月までのパンデミックの最初の15カ月間に、国レベルおよびサブナショナルレベルの政府の女性リーダーたちが、COVID-19の対応と復興をどのように管理したかという問題に取り組んでいます。
調査では、女性リーダーが効果的なリーダーシップ、迅速な対応、社会的に包括的な政策を重視していたことがわかりました。有能な女性リーダーは、市民と直接かつ定期的にコミュニケーションをとり、冷静さ、思いやり、共感を示し、市民との間に信頼、誠意、理解を築くことができました。
フィンランドのサナ・マリン首相のように、パンデミックに関する重要な情報を伝えるために、インフルエンサーの協力を得たソーシャルメディアを活用する女性リーダーなど紹介されています。
また、パンデミックへの対応と復興の過程において、女性が意思決定に参加し、影響力を発揮できるようにするにはどうすればよいか、その教訓と提言についてもまとめられています。
リスクコミュニケーションにおいて、有事の際の意思決定に、女性が参加させることは重要なポイントになります。
UN Women「Effective, decisive, and inclusive: Women’s leadership in COVID-19 response and recovery」
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